2017年12月7日(木)に「仁王 Complete Edition」が発売されました!
対応機種はPS4/STEAMです。
さて、今回紹介させて頂くのは「仁王 Complete Edition」とはすでに発売されている通常版の「仁王」と何が違うのか。
更にはそもそも「仁王」とはどんなゲームなのかなど、まだプレイしたことがない方に向けても詳しくゲーム内容をまとめたいと思います。
それと最後にこの「仁王」の評価なども書きますので、購入の参考にして頂ければ幸いです。
それでは本題に入ります。
目次
仁王 Complete Editionとは
【通常版「仁王」との違い】
「仁王 Complete Edition」とは通常版の「仁王」本編に加えて、すでに配信されているDLC第1弾、第2弾、第3弾の全てが収録されている完全版とも言えるものです。
とてもお得な価格で発売されるのが魅力的で、例えば現在Amazonで通常版「仁王」は5,049円で販売されています。
そこから3つのDLCを買ったとすれば、第1弾~第3弾まで1,300円+税で販売されているので、DLCだけで4,212円となります。
その他の手数料など細かい計算は省きますが、5,049円+4,212円=9,261円ですね。
しかしこの「仁王 Complete Edition」なら、現在Amazonで5,118円で買えてしまいます(Amazon限定特典版は現在6,264円)。
まとめると、本来9,216円出さないと遊べない内容が、5,118円で遊べてしまうということです。
4,096円も違えば他のゲームを買えたり、おいしいご飯が食べれるのでかなりお得ですね!
※あくまでAmazonで購入する場合を例とした価格となり、価格は日々変動します。
【収録されるDLCの内容】
■「第1弾 東北の龍」
- 新地方(奥州)、新ステージ追加
- 新武器種「大太刀」追加
- 新守護霊「猫又」「青龍」「毘沙百足」追加
- その他、新ミッション、新しい敵、ボス、新武器・装備、及びトロフィーの追加など
■「第2弾 義の後継者」
- 新武器種「旋棍」(トンファー)追加
- 新シナリオ「大坂の役・冬」追加
- 新キャラクター「真田幸村」「猿飛佐助」追加
- 新守護霊「ぬらりひょん」「炎駒」追加
- 新妖怪「針ノ坊」「妖狐」追加
- 新ステージ「大坂冬の陣」「真田丸」「稲荷山」追加
■「第3弾 元和偃武(げんなえんぶ)」
- 新モード「無間獄(むけんごく)」追加
- 新シナリオ「大坂の役・夏」追加
- 新キャラクター「豊臣秀頼」「淀君」追加
- 新守護霊「蛇目蝶」「九尾」追加
- 新妖怪「禍ツ武者」「陰摩羅鬼」
- 新ステージ「大坂夏の陣」「大坂城・門前」「大坂城」追加
「仁王」とは一体どんなゲームなのか
【概要】
戦国時代末期をモチーフとした世界を舞台とし、主人公であるウィリアムが武士や妖怪たちと戦いを繰り広げるダーク戦国アクションRPGです。
「戦国死にゲー」とも呼ばれるほどの難易度の高さが特徴的で、「デモンズソウル」をはじめとする「ソウルシリーズ」好きにはたまらないゲームでしょう。
また、ハック&スラッシュの要素も含まれており、やり込み度も高い作品です。
ゲームのクオリティの高さからか、2017年2月24日にパッケージ版出荷本数とDL版販売本数の合計が全世界累計100万本を突破しています。
【あらすじ】
時は1600年、大航海時代。ウィリアムは長い航路の末、東の最果ての国ジパングにたどり着いた。
しかし、黄金の国とも言われるその地は、長く続く戦乱のために怪異に満ちている。
そして、天下人・秀吉を亡くしたこの国では、徳川家康、石田三成という二人の侍が争っていた。
ウィリアムは家康の家臣である服部半蔵やお勝と出会い行動を共にするが、自身の追う男”ケリー”は石田三成につき、増大する怪異の裏に暗躍していることを知る。
ウィリアムは”仁王”の如き戦いぶりで、歴史の闇の戦いに身を投じることになる。
出典元-引用–Playstation.Blog
【主要な登場人物】
■「ウィリアム(CV:ベン・カール)」
本作の主人公となるアイルランド出身の元海賊です。
過去に一度命を失っていますが、守護霊「シアーシャ」の力により生かされ、その後「シアーシャ」を信じる限り何度死んでも蘇る存在となっています。
モデルは徳川家康に仕えたイギリス人航海士の三浦按針とのこと。
■「服部半蔵(CV:森川智之)」
徳川家康に仕える英語が得意な三代目半蔵です。
家康から最も信頼されている部下の一人で、時計代わりに守護霊「猫又」が憑りついた猫を懐に忍ばせていますが、本人には霊感がないので気付いていません。
織田信長により故郷である伊賀を一度焼かれており、多くの仲間を失った過去を持っています。
■「お勝 (CV:武井咲)」
服部半蔵の部下であるくノ一です。
主に諸国の妖怪の噂についての諜報活動を任務としており、戦闘、諜報、忍術の才能は抜群で天才肌。
師である服部半蔵をも超えるほどのポテンシャルを持っていると評価されています。
■「徳川家康(CV:市村正親)」
徳川家当主である日本の最大権力者です。
日本に戦のない世界である「天下安泰」の世を作ることを目標としています。
その目標の為ならば自分や家族、信頼を置く部下までも犠牲にすることを厭わないと考えており、その覚悟には迷いがありません。
「仁王」のゲームシステム
【戦国死にゲー】
「仁王」では各ステージのボスはもちろんのこと、道中に出現する雑魚敵でさえかなりの強さを誇るため、気を抜けば簡単に死んでしまいます。
死んでしまうことを「落命」と呼び、落命すると「社」と呼ばれる拠点のような場所に戻されます(最後にインタラクトした社)。
その際に、落命した位置に保持していた経験値が「刀塚」として残るので、それを回収出来れば経験値は戻りますが、回収する前に再び落命してしまった場合、その「刀塚」はロストとなります。
こういった緊張感の中で何度も強敵に挑み少しずつ進行していくのが醍醐味となっており、とても難易度の高い作品です。
しかし、アクションが苦手な方はお断りかと言えばそうというわけではありません。
ゲーム中にはさまざまな武器、主人公の強化、武器の強化など攻略の手助けとなるシステムが数多く搭載されています。
【武器の種類】
「仁王」では「刀」「二刀」「槍」「斧」「鎖鎌」の5種類の武器が存在し、各武器にはそれぞれ特徴とアクションスキル、上段・中段・下段の「構え」などがあります。
また遠距離武器として「弓」「銃」「大筒」も存在しています。
「近接・中距離武器」
■「刀」
サムライの象徴とも言うべき「刀」。
攻守共に万能でバランスが良く、多彩な「武技」は非常に強力です。
■「二刀」
やや短い刀を両手に持ち、素早い多段攻撃を繰り出すことが出来ます。
一発一発の威力は低いですが、素早い連続攻撃による手数で敵を圧倒します。
■「槍」
長いリーチを持ち、突き攻撃や払い攻撃による広範囲の攻撃が出来る点が特徴的です。
マップが広い戦場では有効的な武器ですが、狭い場合は少し扱いにくいかもしれません。
■「斧」
とてもずっしりと重い武器なので攻撃速度は遅いですが、その代わりとして破壊力は他の武具に比べて飛び抜けています。
■「鎖鎌」
特殊な技を数多く持っており、トリッキーな戦い方が出来ます。
分銅による長射程な攻撃と、鎌を使った素早い攻撃との使い分けが大切です。
「遠距離武器」
■「弓」
ただ単に遠くの敵を倒すという使い方だけではなく、敵をおびきだしたり、頭を狙って致命の一撃を与えるといった使い方も可能です。
■「銃」
弓よりも強力な破壊力と長い射程を持っており、状況や使い方次第では戦いを有利に運ぶ選択肢の1つとなるでしょう。
■「大筒」
遠距離武器の中では最も規模が大きく、敵に遠くから強力な一撃を与えることが出来ます。
しかし構えながら移動することはできないので注意が必要です。
【守護霊と九十九武器】
「守護霊」とは人間の信仰心により生まれた神霊的な存在です。
それを憑依させることによって「守護霊」によってさまざまな特殊効果を得ることができます。
また、敵を倒して九十九ゲージを溜めることで「九十九武器」という強力な攻撃が発動可能となり、発動させれば一時的に「守護霊」の力を武器に付与します。
「九十九武器」も宿している「守護霊」ごとに特徴が異なり、発動中は無敵状態となって近接攻撃の性能が向上します。
九十九ゲージは時間の経過や敵の攻撃により減少し、ゲージが尽きると効果が切れます。
更に、九十九武器中に「守護霊技」というものも発動することができます。
【オンライン要素】
■「血刀塚」
血にまみれた墓標である「血刀塚」とは、他のプレイヤーがミッションの攻略中に落命した証となる墓標です。
インタラクトすると「屍狂い」と呼ばれる妖怪化した他プレイヤーが現れます。
「屍狂い」はそのプレイヤーのプレイスタイルを反映したAIで制御され、倒すと経験値や「屍狂い」が装備しているアイテムの一部を入手することができます。
■「まれびと招喚」
「まれびと招喚」とは簡単に言えば協力プレイです。
「お猪口」というアイテムを「社」に供えることで、協力プレイヤーである「まれびと」を呼ぶことが可能となり、どちらかが落命するまで一緒に攻略することができます。
■「常世同行」
「常世同行」とは他のプレイヤーと2人1組となり、ミッションクリアを目指す連携プレイモードです。
「常世同行」では片方のプレイヤーが落命してしまった場合でも、もう一人が救援して復活させることが可能となっています。
最後に
【評価】
よくこの「仁王」で討論されているのは、「ソウルシリーズ」のパクリという話です。
確かに悪く言えば「ソウルシリーズ」のパクリとも言えてしまいますが、単にパクっただけとかではなくきちんとオリジナル性もあるので自分はパクリとは思いません。
似たようなゲームは別にあってもいいと思いますし、自分は「ソウルシリーズ」が大好きなのでこういうゲームはもっと増えて欲しいです。
もちろん明らかそれはアウトだろっていうのはどうかと思いますが、きっと「仁王」は「ソウルシリーズ」のリスペクトから開発された作品でしょう。
でなければこんな高水準なゲームは作れないと思いますしね。
まぁ評価といいつつ内容の話になってませんが、かなり面白いゲームで、下手したら「ソウルシリーズ」と並びそう?
マップ探索においては「仁王」の方が個人的に好きですし、雑魚戦も「仁王」の方が楽しいですが、ボス戦にいたっては「ソウルシリーズ」の方が上かな?って思いますね。
それと「ソウルシリーズ」ってストーリーが少し理解しにくい所があると思うんですが、「仁王」の場合はその点わかりやすくていいです。
ただ単純にゲームの「質」だけを見れば「ソウルシリーズ」の方が自分は面白いと思いますが、それでもクオリティの高い作品であるのは間違いありません。
まだやったことがない方はお得な「仁王 Complete Edition」が発売されたこの機会にプレイしてみるのもいいかもしれないですね。
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