大人になればなるほど緩くなっていく涙腺。
子供の頃は「ゲームで泣くとか意味不明」だと思っていた自分も、もうすっかり涙脆くなってしまいました(笑)
そこで今回は、そんな涙脆い自分がおすすめする泣きゲーを10本紹介します。
さらに自分の独断と偏見ではありますが、それぞれに順位を定めてランキングにしてみました!
是非とも参考にしてみて下さい。
というわけでいってみよぉー!
あくまで個人的なランキングです。ご理解のほどよろしくお願いします。
なお、ネタバレは一切ありません。
目次
感動で涙腺崩壊!泣けるゲームランキング
【第10位 大神 絶景版】
水墨画のようなグラフィックが特徴的なADVゲーム「大神 絶景版」。
元々はPS2で発売され、PS3からPS4へとリマスターを繰り返してきた有名な作品です。
主人公は天照大神という神様で、レベルという概念はなく、人々を幸せにすることによって自身が強化されていきます。
難易度はかなり温めに設定されており、ゲームが苦手な方でも最後までテンポよくサクサクと遊べます。
そしてなんといっても注目なのはやはりその泣ける物語、いや展開と言うべきかも。
特に終盤での展開が「これでもか!」といった感じで涙腺に猛攻撃を仕掛けてきます(笑)
それに大抵の泣きゲーというと「誰かが死んで涙を誘う」といったものがほとんどだと思うんですが、大神は自然と涙が溢れてくるタイプです。
天然物の泣きゲーとでも言っておきましょう。
何やら人によっては簡単過ぎてつまらないといった意見もあるようですが、それは何か違うような気がします。
もちろんその意見もその人のゲームの価値観からくるものなので否定はしませんが、自分としてはこのゲームはゲームであってゲームではない。
つまり「ラストの感動を誰でも体験できるように作られた映像作品に近いゲーム」だと思っています。
・難易度はかなり低め
・自然と泣ける天然物の泣きゲー
・映画のような感覚で楽しめる
【第9位 ニーア オートマタ】
切ない系のアクションRPG「ニーア オートマタ」。
人類が製造したアンドロイド兵士と機械生命体と呼ばれる異星人との戦いを描いた大人気の作品です。
自分もこの作品は大好きでして、PS4版だけでは飽き足らず何故かSteam版も買ってしまったほどです(笑)
Steam版は時間がなくてまだ途中なんですけどね…。
とまぁ話が逸れましたが、このゲームの舞台は未来の地球です。
しかし機械生命体によって奪われた地球となっており、文明はすっかり衰退してしまっています。
過去作である「ニーアゲシュタルト・レプリカント」の世界を受け継いでいたりしますが、別にそれらを未プレイでも問題はありません。
一部過去作と関連したイベントもありますが、全く違和感なく楽しむことができるでしょう。
そしてこの作品の泣きポイントはズバリ「周回によって紐解かれていく真実」といったところでしょうか。
ニーアオートマタはマルチEDを採用しており、物語を一周したところでこのゲームの全てを理解することは出来ません。
三周を前提として作られていて、一周ごとに違う観点・視点で物語を楽しむことが出来ます。
あとはネタバレなしなので詳しくは言いませんが、とあるクエストがまじで泣けますので覚悟しておいて下さい(笑)
・アンドロイド兵士VS機械生命体の物語
・過去作との繋がりはあるが、未プレイでOK
・周回するごとに泣ける
【第8位 ファイナルファンタジーX/X-2】
FFシリーズの第10作目「ファイナルファンタジーX/X-2」。
「FFX」とXのその後を描く「X-2」が一緒に入ったお得な作品ですが、泣けるのはFFXの方です。
PS4版ではFFXだけの販売はされていないので、セット商品を紹介することになってしまうんですよね…。
個人的にFFX-2はちょっと微妙かな(笑)
あんまり言うと怒られそうなので言いませんが、おまけ程度の考え方でいいと思います。
さて、FFXの何が泣けるのかについてですが、まずはこのゲームの物語について説明します。
FFXの世界では「シン」と呼ばれる謎の生物が人々を脅かしており、シンを倒すのが旅の目的となります。
ただシンを倒すには究極召喚というものが必要でして、それを会得するために「召喚士」とその護衛「ガード」が奮闘する物語です。
まぁ「究極召喚でシンを倒す!」というわかりやすい展開です。
しかし究極召喚の代償はなかなかに大きいわけでして…。
それに抗いながらもがく様は心にグっとくるものがあります。
一体究極召喚の代償とは何なのか、またはそれに抗う方法はあるのか、そもそもシンの正体とは?
といったものが涙に変わります。
ネタバレなしだとめちゃくちゃ説明下手な自分に笑いそうではありますが、その後の展開はここでは語れません。
・泣けるのはFFXの方
・究極召喚でシンを倒す物語
・しかし現実はそう単純ではない
【第7位 ワンダと巨像】
もはや雰囲気だけで泣けるアクションADVゲーム「ワンダと巨像」。
広大なマップには数十体の巨像しか存在せず、それをただひたすら倒すだけといった少し変わった作品です。
キャッチコピーは「最後の一撃は、せつない」。
このゲームを上手く表した素晴らしいキャッチコピーだと思います。
先程も話しました通り、この世界には数十体の巨像しかいません。
もちろん雑魚敵なんかもいませんし、武器や防具さえもなく、本当に巨像だけです。
さらにはレベルという概念もなく、パラメータにいたっても体力と握力だけしかないわけです。
人によっては「それってゲームとしてどうなの?」と思うかもしれませんが、このゲームはこれでいいと思っています。
理由としてはやはりその独特な世界観。
こればっかりはプレイして頂かないとしっくりこないとは思いますが、この作品においては世界観こそがゲームシステムです。
巨像に必死でしがみつき、弱点を探し、手に汗握る戦いを制した先に待ち受けるのはもちろん巨像の死。
哀しげに崩れていく巨像を見ると、敵であったはずの存在に何故か心を揺さぶられてしまいます。
そうです。このゲームはこれでいいのです。
・巨像を倒すゲーム
・ゲームとしての要素は少ない
・巨像を倒すと切なくて泣ける
【第6位 UNDERTALE】
誰も死ななくていいやさしいRPG「UNDERTALE」。
1人の人間が開発したとは思えないほどの完成度を誇り、数々の賞を受賞した人気のインディーズゲームです。
RPGの常識を覆すといった表現が数多く取り入れられており、熱狂的なファンは数知れずといったところです。
まぁでも好き嫌いがはっきり分かれるゲームだとは思います。
理由としてはやっぱり見た目で結構損をしていると思います。
実際やってしまえば「このゲームの魅力はこの見た目なしでは考えられない」といった感じなんですが…。
やっぱりお金を払うわけですし身構えてしまいますよね。
実際自分も「今時ファミコンみたいなゲームをやってもなぁ…」って感じでした(笑)
泣けるポイントは「愛」とでも言っておきましょう。
愛といってもカタチはそれぞれ。このゲームに対しての制作愛なんかも含まれます。
え?なにそれ?って感じですか?
いやまぁもう少し説明したいのですが、特にこのゲームに関しては1ミリたりともネタバレしたくないんです(笑)
それでもあえて言うとすればマルチEDが採用されていますので、最低でも2周は遊んでみて下さいってところですかね。
・合う合わないが分かれる作品
・泣けるポイントは「愛」
・最低でも2週はやってみて欲しい
UNDERTALE/PS4/PLJM16095/B 12才以上対象
【第5位 ライフ イズ ストレンジ】
ドラマテイストなADVゲーム「ライフ イズ ストレンジ」。
時間を巻き戻す力を得た主人公「マックス」の青春を描いたメッセージ性の強い作品です。
いきなりですが、人生において選択を迫られる機会って結構ありますよね。
誰しも一度は「あの時あの選択をしていれば…」なんて思ったことがあるはずです。
このゲームの基本はその選択をやり直し、未来がどう変化していくのかを観察するゲームです。
まるでドラマでも見ているかのように物語が進行し、BGMの効果も重なってどこか雰囲気は切な気です。
また、どの選択を選んだとしてもゲームオーバーにはならず、その選択を下したからこその未来が待ち受けています。
つまりはマルチEDというやつですね。
注目するべきはあなたが選んだ選択によって確実に姿を変える未来。
例えその場では小さな変化に見えたとしても、結果は必ず違うものへと歩みを始めます。
それは後に大きな変化に繋がるのかもしれないし、別に繋がらないのかもしれない。
そんな予測不能な運命の選択を楽しむゲームとして一度遊んでみてはいかがでしょうか。
・主人公は時間を巻き戻す力がある
・選択をやり直して未来の変化を見る作品
・過程と結果が涙腺を刺激
【第4位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】
国民的RPGドラクエの第11作目「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」。
基本的にドラクエシリーズは全て面白いですが、本作はその中でも「かいしんのいちげき」と言える作品です。
特に「泣ける」という要素に関してはシリーズの中でもトップクラスなんじゃないかなぁって思います。
未だに色褪せる気配を見せないのは本当にすごいことです。
主人公は長髪のイケメン男子。上の画像の青年です。
イシの村と呼ばれる場所で普通の人間として育ちますが、16歳の誕生日に自分は勇者の生まれ変わりだと知らされます。
しかし、本来は歓迎されるはずなのに何故か悪魔の子として追われる身になってしまいます。
いきなり追われるとかたまったもんじゃないですよね(笑)
ちなみにこのゲーム。ネタバレなしにどう泣けるのかを説明するのは非常に難しい。
物語の展開が泣ける方向に進んでいくのですが、まさかあのキャラクターがあーなってしまうとは…。って感じです。
「ドラクエらしくもあり、ドラクエらしくもない」といったいい意味での裏切りを体感することになるでしょう。
探索の自由度も高く、かなりボリュームがあるので長く遊べるのも嬉しいポイントです。
・シリーズの中でも「かいしんのいちげき」
・主人公は悪魔の子とされ追われる身
・シナリオの展開が泣ける
【第3位 The Last of Us】
サバイバルホラーの最高峰「The Last of Us」。
このゲームの世界は謎の寄生菌によって侵されており、感染者はもちろん秩序を失った人間までもが闊歩する無法地帯と化しています。
そんな世界を救う唯一の希望となるのは「エリー」という一人の少女。
主人公「ジョエル」はその唯一の希望エリーをとある場所まで運ぶことを任されます。
最初の方こそお互い「嫌々」といった関係ですが、旅を進める内に二人は少しずつ信頼を深めていきます。
実はジョエルは過去に娘を失っており、心のどこかでエリーを自分の娘と重ねているのでしょう。
例え血は繋がっていなくとも二人の信頼関係は親子の絆に近いものを感じます。
この時点でもはや涙腺が緩んできませんか?自分が涙脆いだけ?(笑)
とまぁこのゲームはそこんところの心理描写が非常に上手いです。
ゲームとしても見てもしっかりとしたサバイバルホラーですし、全世界で評価されているのにも頷けます。
まず没入感が異常なんですね。
おそらく開幕から引き込まれると思いますし、開幕でもうすでに泣けると思います(笑)
まだやったことない方は絶対やるべき作品だと思っています。
・世界を救う鍵はエリーという少女
・主人公はエリーを運ぶ仕事を任される
・その旅の中で築かれていく信頼関係に泣ける
【第2位 Detroit: Become Human】
シナリオADVゲーム「Detroit: Become Human」。
舞台は文明の進展により人間の代わりにアンドロイドが労働を肩代わりするようになった世界。
どの家庭もアンドロイドを保有しているのが当たり前、現代で言うテレビみたいな感覚でアンドロイドが存在します。
まるで映画「アイ,ロボット」を連想させるような世界観ですね。
とまぁそんな便利な世の中なわけですが、同時に問題点も浮き彫りとなってきます。
例えば人間の失業問題が深刻化し、失業に追い込まれた人間はアンドロイドに対して憎しみを抱くようになります。
人間が作り出しておいて胸糞悪い話ですが、基本的にはこの世界の人間はアンドロイドに対して「感情がないただの機械」として扱っています。
当然差別もありますし、アンドロイドに対して暴力的な人間も一定数存在するわけです。
そんな現実の中、ある日突然「変異体」と呼ばれる人間の感情を持ったようなアンドロイドが現れます。
そしてこの変異体の出現によって世界は大きく揺れ動いていくことになります。
果たして本当にアンドロイドは感情のないただのロボットなのでしょうか?
未来的に起こりうる問題をテーマとした作品ですが、やはりこの手の話はどこか悲しい気持ちになってしまいますね。
・文明が発達した未来のお話
・アンドロイドに感情はあるのか
・人間は勝手で悲しい
【第1位 人喰いの大鷲トリコ】
第一位はアクションADVゲーム「人喰いの大鷲トリコ」。
キュートな相棒「トリコ」と共にステージギミックを攻略していく謎解き要素の強いゲームです。
「ICO」や「ワンダと巨像」を作ったクリエイターさんが作った作品で、開発期間はなんと驚異の7年。
小学一年生が中学生になってしまいますね(笑)
さて、何故このゲームを一位にしたのかの理由についてなんですが。
それは自分が動物ものにめっぽう弱いからです…。
昔から本当にダメで、「クイール」って映画わかりますかね?
盲導犬の一生を描いた結構昔の映画なんですけど、あれはもうある意味トラウマレベルで泣きました。
正直もう見るのが辛くて見たくありません(笑)
とまぁ話が逸れてしまいましたが、本当にもうトリコがかわい過ぎるんです…。
ゲームとしてはカメラアングルが悪かったり、その他にもストレスを感じる部分が結構多いんですけどね。
まぁでもそこらへんは評価に入れてません。あくまで泣けるか泣けないかです!
自分と同じく動物ものに弱い方はまず間違いなく泣けると思います。
ティッシュの準備だけは忘れないように気をつけて下さい(笑)
・トリコが可愛い
・トリコがめっちゃ可愛い
・トリコがハイパーウルトラキュート
最後に
【ランキング 振り返り】
- 第1位:「人喰いの大鷲トリコ」
- 第2位:「Detroit: Become Human」
- 第3位:「The Last of Us」
- 第4位:「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
- 第5位:「ライフ イズ ストレンジ」
- 第6位:「UNDERTALE」
- 第7位:「ワンダと巨像」
- 第8位:「ファイナルファンタジーX/X-2」
- 第9位:「ニーア オートマタ」
- 第10位:「大神 絶景版」
というわけで、いかがでしたでしょうか?
ネタバレなしで泣ける理由を説明するのは難しく、伝わってない部分も多いかとは思います。
そこらへんは自分の文章力不足なので本当に申し訳ありません…。
ただ少しでも「こんな感じのゲームなんだなぁ。やってみようかなぁ。」と思って頂けていれば嬉しいです。
結構長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
あくまで個人的なランキングです。ご理解のほどよろしくお願いします。