今回は人気のカードゲーム「ハースストーン」についての記事です。
「どのカードが強いのかわからない」、「どのカードを作ればいいんだろう」といった初心者の方が悩むであろう部分に答えます。
ちなみに自分のハースストーン歴は3年ほど。
そこまで長くもなければ上手くもないですが、やっと初心者は脱出したのかなといったところです。
というわけで内容に入ります。
カードの強さは環境によって変化する部分もあります。
それと必ず自分が作りたいデッキを思い浮かべた上でカードを作るようにして下さい。
目次
まず最初に言いたいこと
【クラシックカードの特徴】
ハースストーンには「スタンダード」と呼ばれるルールがあり、古いパックから順番にカードが使えなくなっていきます。
例えば2019年9月現在ですと一番古いパックは「妖の森ウィッチウッド」なので、次はこのパックがスタンダードルールでは使えなくなります。
もちろん「ワイルド」というルールでは引き続き使うことは出来るんですが、ハースストーンのメインとなるルールは「スタンダード」です。
なので出来ればスタンダードルールで長く使えるカードを作りたいというようになってくると思うんですが、そこでおすすめしたいのがクラシックカードです。
おすすめの理由としては、クラシックカードはスタンダードルールで使えなくなるということがありません。
一度作ってしまえばずっと使えるのでかなりお得なカードパックと言えます。
【作成にかかる魔素について】
カードを作るには魔素と呼ばれる材料のようなものが必要です。
魔素の必要量はカードのレア度によって異なり、レアリティが高いほど必要な魔素量も高くなっていきます。
魔素の必要量の詳細は以下の通り。
・コモン:「40魔素」
・レア:「100魔素」
・エピック:「400魔素」
・レジェンド:「1600魔素」
魔素の入手方法は色々あるのですが、結構長くなってしまうので今回は省きます。
【エピック・レジェンドカードは含めない】
はっきり言って初心者の方がエピックやレジェンドカードを作るというのは敷居が高いと思っています。
もちろんお金に余裕があれば話はまた別ですが、始めたてでいきなりお金を使う方は少ないんじゃないでしょうか。
というわけで、この記事では魔素量の高いエピックとレジェンドカードは除外します。
比較的作りやすいコモンとレアカードのみに絞って紹介させて頂くので、是非参考にして頂ければ幸いです。
初心者が最初に作るべきクラシックカード
【ドルイド】
■「自然の怒り」
コスト:2
レア度:コモン
盤面の処理に加えてドローまで出来てしまうのはどう考えても強い。
序盤から終盤まで腐ることのないカードです。
■「野生の力」
コスト:2
レア度:コモン
バーストダメージを稼ぎやすいカード。
場合によってはこれ一枚で勝負が決まってしまうほどのパワーがあります。
■「森の塊」
コスト:4
レア度:コモン
全体ダメージカードの対策として効果的。
特にウォリアーの「乱闘」というカードにはぶっ刺さります。
■「滋養」
コスト:6
レア度:レア
ナーフされてだいぶ弱くはなりましたが、デッキタイプによってはまだまだ現役。
試合の状況打破に繋がるカードです。
【ハンター】
■「凍結の罠」
コスト:2
レア度:コモン
個人的にはハンターのカードの中で一番嫌いなカード。
手札に戻されるだけでもきついのにコストまで上げられるのはズルい。
■「爆発の罠」
コスト:2
レア度:コモン
対戦相手がアグロだった場合に使うと効果大。
相手のヒーローにまでダメージが入るのも嬉しいです。
■「腐肉食いのハイエナ」
コスト:2
レア度:コモン
正真正銘のぶっ壊れ。
コンボ次第ではこいつが倒せなくて詰みます。
■「イーグルホーン・ボウ」
コスト:3
レア度:レア
普通に3/2の武器として優秀。
自分の秘策が発動すると耐久力が回復しますが、別にその効果がなくても強いです。
■「必殺の一矢」
コスト:3
レア度:コモン
大きいミニオンの処理に対して有効。
対象がランダムなので倒したいミニオンを1体だけ残して使うといいでしょう。
■「猟犬を放て!」
コスト:3
レア度:コモン
リーサルに繋がりやすいカード。
コンボによっては不利な盤面をリセット出来るパワーも併せ持ちます。
■「サバンナ・ハイメイン」
コスト:6
レア度:レア
倒されても2/2のハイエナが2体出てきます。
相手にとっては倒したいけど倒したくないカードと言えます。
【メイジ】
■「魔法使いの弟子」
コスト:2
レア度:コモン
呪文のコストを減らせるというのは様々なコンボに繋げやすいということです。
使い方次第では呪文を連発することが出来ます。
■「キリン・トアのメイジ」
コスト:3
レア度:レア
秘策のコストが0になるのはやばい。
メイジの秘策カードは基本的にコストが3なので、6コスト分の働きをしてくれます。
■「呪文相殺」
コスト:3
レア度:レア
その名の通り相手の呪文を相殺します。
ここぞというタイミングで使うと勝負が決まったりします。
■「ブリザード」
コスト:6
レア度:レア
全体2点ダメージに加えて凍結まで付与するカード。
全体処理に加えて次の自分のターンまでの遅延としても使えます。
【パラディン】
■「平等」
コスト:4
レア度:レア
ナーフされて弱くなりましたがまだ採用する価値はあります。
平等からの聖別(相手に全体2点)は昔から続くお決まりのコンボです。
【プリースト】
■「回復の輪」
コスト:0
レア度:コモン
主な用途はいわゆるコンボ。
ノースシャイアの聖職者、熱狂する火霊術士と合わせて使うとグッド。
■「沈黙」
コスト:0
レア度:コモン
相手のバフ、挑発、超電磁といった邪魔なものを無力化するカード。
コスト0で使えるのも嬉しいポイントです。
■「内なる炎」
コスト:1
レア度:コモン
突然のリーサルを狙うことが出来るパワーカード。
神授の霊力と組み合わせて使うのが一般的です。
■「大いなる解呪」
コスト:4
レア度:レア
相手ミニオン全体に沈黙を与え、ついでにドローも出来ちゃいます。
バフや超電磁をメインとしたデッキに対して強気に立ち回れるカードです。
【ローグ】
■「影隠れ」
コスト:0
レア度:コモン
コンボカードとして汎用性の高いカード。
ローグの基本はコンボなので採用されるケースが多いです。
■「冷血」
コスト:2
レア度:コモン
ナーフされて使用率は減りましたが瞬間火力はなかなかなもの。
アグロデッキに採用すると強いです。
■「腹裂き」
コスト:2
レア度:コモン
コンボするだけで4点ものダメージを叩き出すぶっ壊れ。
挑発ミニオンを無視して直接顔面に攻撃出来るのも嬉しいです。
■「SI:7諜報員」
コスト:3
レア度:レア
ローグにおいてもはや必須と言えるカード。
序盤の盤面の取り合いはもちろん、最後のトドメとしても使えます。
【シャーマン】
■「ライトニングボルト」
コスト:1
レア度:コモン
オーバーロードするものの1コスト3点は貴重。
オーバーロードが利点に働くカードと組み合わせると更に強いです。
■「大地の衝撃」
コスト:1
レア度:コモン
1コストで使える沈黙が弱いわけがありません。
あらゆるデッキに採用の見込みがある便利なカードです。
■「マナの湖のトーテム」
コスト:3
レア度:レア
盤面に残る限りカードが引けるナイスなカード。
相手にとっては無視し難いミニオンなので、実質挑発つきといってもいいでしょう。
■「ライトニングストーム】
コスト:3
レア度:レア
このカードに何回泣かされたかわかりません。
盤面の除去力に優れたアグロ泣かせなカードです。
■「溶岩爆発」
コスト:3
レア度:レア
突然のリーサル力においては最強クラス。
アグロデッキに採用されることが多いです。
【ウォーロック】
■「炎のインプ」
コスト:1
レア度:コモン
自分が初心者の頃に「ダメージを食らうのに何が強いの?」って思ったカード。
まぁ実際に使ってみて下さい。1コスト3/2の力はすごいです。
■「魂抽出」
コスト:6
レア度:レア
略して「たまちゅう」。
そこまで採用率が高いというわけでもありませんが、確定除去は確実に強いです。
【ウォリアー】
■「叩きつけ」
コスト:2
レア度:コモン
除去として使うもよし。ドローとして使うものよし。
腐ることの少ないカードです。
■「泡を吹く狂戦士」
コスト:3
レア度:レア
とんでもないパワーカード。
上手に育ててあげると相手が勝手にギブアップしてくれます。
【中立】
■「アージェントの従騎士」
コスト:1
レア度:コモン
シンプル・イズ・ベスト。
盤面に残りやすいアグロデッキのお供みたいなカードです。
■「マーロックのタイドコーラー」
コスト:1
レア度:レア
こいつを放置する人は勝てません。
マーロックデッキには必ずと言っていいほど採用されているカードです。
■「ライトウォーデン」
コスト:1
レア度:レア
こやつも甘く見ていると痛い目を見ます。
ただ汎用性という点で見ると作るべきかどうか少し怪しいかもしれません。
■「南海の甲板員」
コスト:1
レア度:コモン
ローグには欠かせない重要カード。
ローグをメインとして使っていくのであれば作るべきです。
■「秘密の番人」
コスト:1
レア度:レア
秘策デッキにはとりあえず入っているカード。
主にハンター、パラディンなんかに採用されることが多いです。
■「アマニの狂戦士」
コスト:2
レア度:コモン
昔よりかは採用率も下がりましたが強力なカードです。
自ら自傷が出来るウォリアー、メイジと相性がいいです。
■「ダイアウルフ・リーダー」
コスト:2
レア度:コモン
アグロデッキのパートナー。
使い方次第でリーサルや盤面のリセットが可能です。
■「ナイフ・ジャグラー」
コスト:2
レア度:レア
こいつは是非とも作っておきたいカード。
対象がランダムなため運絡みではありますが、それを差し引いても強いです。
■「熱狂する火霊術士」
コスト:2
レア度:レア
呪文を使うたびに全体1点ダメージ。
回復のしやすいプリーストと相性がいいカードです。
■「コールドライトの預言者」
コスト:3
レア度:レア
マーロックデッキによく入っている強カード。
こいつでバフされると処理が出来ずに最悪詰みます。
■「精神支配技士」
コスト:3
レア度:レア
相手のミニオンを横取りできるという面白いカード。
運頼みではありますが、こいつ一体で状況が一変することもあります。
■「苦痛の侍祭」
コスト:3
レア度:コモン
絶対に作りましょう。
ダメージを受けるたびにドローは強すぎます。汎用性も◎
■「スペルブレイカー」
コスト:4
レア度:コモン
こいつも絶対作りましょう。
カードが少ない間はとりあえずこいつを入れておけばいいと思います。
■「トワイライト・ドレイク」
コスト:4
レア度:レア
沈黙に弱いですが最大4/10という高スタッツミニオンになります。
ハンドに余裕の出来るデッキによく採用されています。
■「悪辣なる海賊」
コスト:4
レア度:コモン
武器の攻撃力が4以上であればコストが0になります。
スタッツも3/3と優秀。しかも挑発までついてるとか強すぎです。
■「ガジェッツァンの競売人」
コスト:6
レア度:レア
デッキの回りをよくするカード。
0コストのカードが多いヒーローと相性が抜群です。
最後に
【更に厳選!絶対に作って損はないクラシックカード】
・ドルイド:「自然の怒り」
・ハンター:「腐肉食いのハイエナ、猟犬を放て!」
・メイジ:「魔法使いの弟子」
・パラディン:「最悪作らなくてもいい」
・シャーマン:「大地の衝撃 (1枚だけでもOK)」
・ウォーロック:「炎のインプ」
・ウォリアー:「最悪作らなくてもいい」
・中立:「苦痛の侍祭、スペルブレイカー」
パラディンはクラシックカードより基本カード(無料のカード)が強いので、序盤はクラシックカードは作らなくても何とかなります。
もちろんデッキタイプによっては必須のカードもあったりしますが…。
ウォリアーはクラシックカードに最強の「シールドスラム」、「乱闘」がありますが、エピックなので今回は除外。
というかそもそもウォリアーはデッキ構築に魔素がかかってしまうので初心者の方にはおすすめ出来ません。
というわけで、今回はこの辺にしておきます。
最後まで読んで頂きありがとうございましたぁー!
個人的な見解も含まれています。ご理解のほどよろしくお願いします。