ドラゴンクエストシリーズ最新作である「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」。
今回はこちらを全クリしたので、プレイした上での感想、レビューを書いていこうかと思います。
ちなみにネタバレは一切ありませんので安心して下さい。
それではグラフィック、音楽、システム、ストーリー、やり込み度を10点評価で採点していきます!
ドラクエ11を採点
【グラフィック9点・音楽6点】
とりあえず初めてプレイしたときに真っ先に思ったのが、水が綺麗過ぎるということ。
水だけに限らず自然の表現がとても上手いと感じました。
正直ドラクエにグラフィックはそこまで期待してなかったのですが、思わず「すごい…」と言葉が出たほどです。
この綺麗な世界でドラクエが出来るってだけでも買う価値はあるかもしれません。
高い所から眺める風景はなかなかの絶景です。
音楽にいたってはどっかで聞いたことがあるなぁという曲が多かった印象で、正直言って微妙。
たまに「おぉー!」となる音楽もありましたが過去のシリーズの音楽だったりします。
新曲が悪いというわけではないんですが、「名曲」とまでは思わなかったですね。
ただ気が付いたら口ずさんでいたりしたので中毒性はありますし、ドラクエらしさは感じることができます。
【システム8点】
エンカウントについてですが、ドラクエ11はシンボルエンカウント(敵がフィールドに見えて敵に当たると戦闘開始)です。
ランダムエンカウントは個人的に少しストレスを感じてしまうので、自分は満足しています。
マップはそこそこに広く、移動も馬があるのでストレスを感じることはなかったです。
戦闘はシリーズでお馴染みのコマンド式。
しかし本作では戦闘中に自由にキャラクターを動かすことができます。
ただキャラクターを動かしたところで特に戦況を有利に出来たりはしません。
自分はあまり意味を感じなかったので、ずっとオートカメラモード(行動するキャラクターに自動でカメラが当たるモード)で進めていました。
後は連携技というものがあるんですが、これはなかなかよかったです。
キャラクターとの組み合わせによってさまざまな技が出せます。
種類がとにかく豊富なので色々試したくなりますし、ネタっぽい技もあるので結構楽しめました。
鍛冶システムですが、自分で素材を集めて武器、防具、アクセなどを作るというものです。
個人的には「素材集め」という探索要素が増えていいなと思いましたが、中にはめんどうな方もいると思います。
そういう方は従来通りの店売り装備で十分進めれるので安心です。
鍛冶システムだけに限らず、あらゆるところでこのような万人向けの細かい配慮が感じられます。
ただ不満点としてそこらじゅうにある段差や柵など、「そこはジャンプで越えられるだろ」と言う高さでも越えられなかったりします。
これは結構なストレスでした。
自分は探索を徹底的にやってから進めたい人なので、こういった不満は少しづつ蓄積されていきましたね。
ここさえなければ大満足だったんですが、少し残念です。
【ストーリー9点】
ボリューム、先が気になる展開、キャラの個性の良さなど、全てにおいて完璧です。
ドラクエと言えば王道なストーリーが特徴的ですが、今回はいい意味で裏切られる部分がいくつもありました。
あまり書くとネタバレになるので控えますが、シリーズの中でもなかなかの名作でしょう。
「これからどうなっていくんだろう?」とわくわくしながら冒険が楽しめます。
まぁ個人的に主人公のサラサラヘアーは気に食わないんですけどね。
ちなみにクリア時間はやり込んだ時間も含んでますが、だいたい150時間ぐらいです。
【やり込み度8点】
やり込み要素としては以下の通り。
- サブクエストコンプリート
- モンスター図鑑コンプリート
- 最強装備を揃える
もちろんこれだけじゃないですよ?
まだまだありますが、ネタバレなしということなので後は伏せておきます。
クリアしてからが本番と言ってもいいかもしれません。
長く遊べる作りにはなっていますが、DLC(追加コンテンツ)がないのでやりきった後にすることがなくなります。
自分は脱力感がすごかったですし、ドラクエもっとしたい病に悩まされました。
ちなみにDLCが出るとは発表されていません。
今後も発表はされないと思います。
良いゲームなだけに少し残念ですが、だらだら続くより「楽しかった」で終わった方がいいのかもしれません。
ただ、もっと遊んでいたかったという感情が残ります…。
まとめ
【最後に】
個人的な意見で書いてきましたが、一言で言えば神ゲー。
二言で言えば神ゲーの中の神ゲーです。
久しぶりに良質なRPGをプレイした感覚を感じることができました。
感想は人それぞれとは言えど、プレイして後悔するってことはないんじゃないかなって思います。
気になっているようでしたら是非遊んでみて下さい。
というわけでこの辺で失礼します。
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