今回は「Dead Cells」というゲームを紹介します。
対応機種はPS4、スイッチ、PC、iOS、Androidです。
どの機種で遊んでもこれといった違いはないので、自分が遊びやすいと思う機種で遊びましょう。
ちなみに自分のおすすめとしてはスイッチ版です。
やはりこの手のゲームは携帯モードとの相性が抜群、操作もとっても快適です。
というわけで前置き終わり!
内容に入ります。
Dead Cellsとは
【どんなゲーム?】
ローグライク×メトロイドヴァニアという異色な組み合わせが特徴的なインディーゲームです。
マップは毎回ランダムで生成され、豊富に用意されたスキルやアイテムを駆使して攻略を目指します。
死にゲー要素やハクスラ要素なんかも含まれており、何度も死を重ねながらアイテム発掘を楽しむことが出来ます。
また繰り返し遊んでしまう中毒性の高さがすさまじく、世界中から大絶賛の声が止まない名作中の名作です。
様々なジャンルの良い部分を上手く融合させたナイスな作品と言えるでしょう。
【難易度について】
死にゲー要素が含まれているので難易度は高めです。
死ねば最初からやり直しになってしまいますし、人によっては「死ねば最初から」というワードだけで萎縮してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし死ねば最初からとは言っても、今までやってきたこと全てが台無しになるというわけではありません。
例えば「セル」というものを消費して主人公の能力を強化することが出来るのですが、一度強化した能力は死んでしまったとしてもそのままです。
つまりゲームが苦手な方でも「諦めずに強化を繰り返せば必ずクリアすることが出来る」ということです。
【良い点・悪い点】
■「良い点」
- ローグライクとメトロイドヴァニアが見事にマッチ
- リプレイ性の高いゲームシステム
- マップの探索が楽しい
- 操作性が抜群にいい
- 効果音が気持ちいい
- 戦闘に爽快感がある
- やりこみ要素もあり長く遊べる
- 武器の種類が豊富
- 敵の種類が豊富
- 緊張感や達成感が味わえる
■「悪い点」
- 運ゲーとまでは言わないが運次第で難易度が変わる
- 繰り返しプレイが必須
- 音楽が良くも悪くも普通
実際にプレイした時の様子と解説
【プレイ開始】
それではプレイ開始!
実際に遊んだ時の様子と一緒に基本的な部分を解説していきます。
Yボタンでプライマリ武器、Xボタンでセカンダリ武器を使用することが可能です。
その他の装備枠にはポーション、グレネード、罠といった様々なアイテムを装備して戦うことが出来ます。
そして回避はAボタン、ジャンプはお馴染みのBボタンです。
最初から2段ジャンプが出来るのも嬉しいポイントです。
操作を確認して先に進むと傭兵のような女の人と遭遇。
何者なのかはさておき、会話の途中で「お前はもはや死ねない」と告げられます。
この発言から連想されるのは「死にゲー要素」といったところでしょうか。
何度も死ぬことを想定して作られたゲームだということを確認させてくれます。
とりあえず先に進みましょう。
道中で敵を倒していると図面を入手しました。
後ほど辿り着く拠点まで持っていくといいことがあります。
図面に限らず様々なアイテムをドロップするので楽しいです。
探索を進める最中でとゲートらしきものを発見。
解放したゲート同士で転送 (ファストトラベル) が可能になるといったものです。
マップが複雑なので探索を行う際に上手く活用していきましょう。
転送後に敵が復活しないのも嬉しいポイントです。
続いて何やら妙な物体を発見します。
後ほど知りましたが、ツタのルーンというものを入手するとここからツタが生えて探索範囲が広がります。
ルーンには様々な種類が存在するので積極的に集めていきたいところです。
ちなみにルーンは死んでも失われることはなく、一度入手してしまえば永久的に保持されます。
ここで本作の重要なシステムの一つ、スクロールについてです。
主人公には暴虐、戦術、生存といった3種類のステータスが存在し、それらを強化することで攻略を有利に進めることが出来ます。
それぞれのステータスには「色」というものが設定されており、見ての通りですが暴虐は赤、戦術は紫、生存は緑です。
この色に対応した武器やアイテムのダメージも一緒に上昇することを覚えておきましょう。
というわけで先に進みます。
探索をする中で画像のように壁や床にアイテムが隠されている場合があります。
隠し場所には紋章のような目印があるので見つけやすいです。
見つけたら積極的に回収していきたいところです。
更に進めていくとショップを発見しました。
ショップでは集めたゴールドを消費して装備を購入することが出来ます。
どんな装備が店に並ぶのかは完全にランダムです。
ショップに続いて今度は大きな宝箱を発見。
今回はリキャストが短くて扱いやすい「歩兵のグレネードⅡ」というものを入手しました。(中身はランダムです)
緑色の文字で書かれている効果も完全にランダムとなっており、ハクスラ要素を存分に楽しめる作品になっています。
【拠点に到着】
先程のエリアから次のエリアへと向かうと拠点に到着しました。
このゲームは次のエリアに向かう前に拠点を経由する仕様になっています。
というわけで拠点ですることを済ませましょう。
拠点の入り口付近には意味深な数字が刻まれた扉が存在します。
「2m00s」は2分以内でクリア、「30」はノーダメージで敵を30体倒すといった意味を表しています。
条件を達成していれば扉が開いて報酬を獲得できます。
敵を倒すと入手できる「セル」というものを消費して主人公の能力を強化することが可能です。
また、最初の方で敵から入手した図面もこちらの画面に追加されます。
一度強化してしまえば死んでも能力は保持されるので、単純に繰り返せば繰り返すほど攻略が楽になるといった仕組みです。
このシステムのおかげでゲームが苦手な方でも安心して遊ぶことが出来るでしょう。
こちらのNPCからは変異、いわゆるパッシブスキルのようなものを付与することが出来ます。
拠点を訪れる度に1度だけ付与することが可能となっており、最大3つまで所持することが出来ます。
また、ゴールドを支払うことで付与されている変異の解除が可能です。
先程とは違い死ぬと取得した効果は消えてしまいます。
最後はこの怪しげな装置についてです。
調べるとHPが全回復し、同時に回復薬 (エスト瓶的なやつ) の使用回数もMAXになります。
【次のエリアに向かう】
拠点でやることを済ませたので次のエリアへと向かいましょう。
とは言っても基本的な部分はもう説明したのでこの辺で終わりにしておきます。
あまり書き過ぎるとネタバレになる可能性もありますし、雰囲気だけ掴んで後は新鮮な気持ちで遊んで頂くのが一番だと思います。
とまぁそんな感じで、とにかく「エリアの攻略→拠点→エリアの攻略→拠点」を繰り返して先に進むのがこのゲームの基本的な流れです。
その流れの中にハクスラ要素やメトロイドヴァイニア要素、更にはローグライク要素までもが上手く溶け込んだ名作です。
まだまだ紹介しきれていない部分も多いですが、そこら辺は遊んでみてからのお楽しみということで!
最後に
【感想と評価】
それではゲームの解説が終わりましたので、最後に実際に遊んでみた感想を書いていきたいと思います。
結論から言うとめちゃくちゃ面白いです。
永続的に保持される要素 (キャラの能力やルーンなど) を解放していくシステムによって、死んでもやる気を失うといったことがありません。
むしろ「今度こそは!」と夢中になって遊んでいる自分がいました。
例え死んだとしても一歩ずつ前進する嬉しさ、しかしやはりそれ以上に死にたくないという感情。
その塩梅によって絶妙な緊張感が生み出されており、何度も繰り返し遊んでしまう中毒性があります。
それに加えて操作性も非常に良く、効果音に関しても聞いてて気持ちがいいものばかりです。
極端に言ってしまえば、適当に移動しながら敵を倒しているだけでもそれなりに楽しめます。
クリア後はゲーム全体の難易度を上げたりすることも出来るので、やりこみ要素もしっかり搭載された長く遊べるゲームだったりもします。
気になる方は是非遊んでみて下さい!
というわけで今回はこれで終わりです。
最後まで読んで頂きありがとうございましたぁー!