つい先程「デッドオアスクール」を全クリしました!
そこで今回はこのゲームのボリューム、すなわち長く遊べるのかどうかについて触れていこうと思います。
それと実際に全クリまで遊んでみて感じたことなんかも書き残しておこうかなぁ。
PS4とSwitchでの販売も開始された作品ですし、気になっている方は気になっているはずです。
とまぁそんな感じで少しでも参考にして頂ければ幸いです。
はい!前置き終了!
内容に入ります。
目次
デッドオアスクールのボリューム・クリア後の遊び方
【クリア時間は約30時間】
ストーリーを終えてすぐのプレイ時間は29時間でした。
まぁだいたい30時間ほどですね。
自分はSteam版でプレイしたのですが、PS4版とSwitch版でストーリーの違いはありません。
なので目安としてはどのプラットフォームでもこれぐらいになるのかなって感じです。
難易度は最初から最後までずっとノーマルでプレイ。
途中いくつか詰まったポイントもありましたが、割とサクサク進むことが出来たんじゃないかなって思います。
ちなみにサブクエやおみやげといったやり込み要素も全て回収した上でのプレイ時間です。
それらを後回しにするのであればもっとプレイ時間は短くなるでしょう。
というわけでプレイ時間の話は以上です。次からはクリア後の遊び方について。
【サブクエの消化とアイテム収集】
自分はストーリーを進める上で全て回収してしまいましたが、サブクエ・おみやげ・救難民といったやり込み要素があります。
これらは後回しにすることが可能となっており、クリア後でも問題なく全て回収出来るようになっています。
なかなかに種類が豊富なので後回しにした方は集めてみましょう。
【バーチャル戦闘シミュレーター】
これがクリア後のメインとなるコンテンツです。
今まで戦ってきたボスと戦うといったものなんですが、倒すごとにボスのレベルを上げることが出来ます。
例えば画像で説明すると、こいつは1面のボスなんですが一番左上のマスがレベル7(ボスのレベル)です。
これを倒せば次のレベルのボスが解放され、それを倒せばまた次のレベルのボスが…。といったように、最大65レベルの各ボスとの戦闘が楽しめます。
それと黄色になっているマスがあると思うんですが、そこのレベルのボスを倒すとリワードを獲得することが出来ます。
色々な報酬が貰えるので目標にしながら楽しみましょう。
【レベル上げとアイテム掘り】
ハクスラゲームの醍醐味と言えばやはりこれ。
武器やアビリティを集めて最強のヒサコちゃん(主人公)を作り上げましょう。
目標としてはバーチャル戦闘シミュレーター攻略ですね。
ただもうぶっちゃけてしまいますが、正直クリア後の要素は薄いです(笑)
各65レベルのボスを倒せばやることはほぼないと言っていいでしょう。
レベルを上げて装備を最強にするといった遊び方も出来ますが、それをやったところで挑むコンテンツがありません。
なのでやるとすれば完全に自己満足の世界になってきます。
まぁゲーム自体が自己満足のようなものなので何とも言えませんが、少なくともクリアからが本番といったゲームではありません。
クリアまで遊んでみて感じたこと
【かなりよく出来た同人ゲーム】
細かい不満点は後ほど説明するとして、総評としてはかなりよく出来たゲームだと思います。
普通に面白かったですし、ストーリーもわかりやすくてヒサコちゃんもかわいいです。
ただやはり残念ながら同人ゲームの域は脱してはいません。
たったの3人で作られたゲームなので当たり前ではありますが、この作り込みが出来るんならもう少し面白く作れたんじゃないかなって思います。
何かがおしい…。そんな感覚に陥りました。
実はこのゲームの序盤だけを触って感想をまとめた別の記事があります。
そちらでは神ゲーと紹介させて頂きましたが、最後まで遊ぶと少し印象が変わりました。
その記事はこちら!
↓ ↓ ↓
【難易度は難しいというより理不尽】
その理由はなんといっても難易度の高さです。
いや正確に言うと難易度が高いのは別にいいんですよ。
自分はこれでもダークソウルを始めとした死にゲーをいくつもやってきたので、むしろ難易度が高いゲームは好きです。
問題はその難しさがもはや理不尽に近いものになっていることです。
例えば戦闘ではあらゆる敵からの攻撃が飛び交うわけですが、「こんなもん避けれるわけがないでしょ」ってのが基本です。
敵の攻撃も見にくく、判定もよくわからない部分があるので「何で今当たったの?」って思うこともしばしば。
それと炎を纏って遠隔攻撃をしてくる敵がいるんですが、そいつがまじでうざいです。
近付くと継続ダメージが入りますし、かといって遠くからチマチマ攻撃していると超絶エイムで反撃してきます。
短気な方だとコントローラーをぶん投げるレベルだと思います(笑)
【システムにストレスを感じる】
とまぁそんな感じで難易度が理不尽なので何度も死ぬわけなんですが、ここでも少しだけストレスが襲ってきます。
普通こういう死にまくるゲームって死ぬと直前に触ったチェックポイントからやり直しってのが基本ですよね?
ですがこのゲームは何故かステージのホームとなるチェックポイントからやり直しになります。
もちろんチェックポイントからチェックポイントへワープが出来るので全て最初からという意味ではありません。
でもわざわざ死ぬたびに最寄りのチェックポイントまでワープするっていう一手間は結構ストレスです。
後は細かいですがテキストに誤字があったり、ちょっとした段差にひっかかって回避が上手く行えなかったり、音楽のパターンが少なかったりと色々本当におしいです。
ここらへんがもう少ししっかりしていれば印象はまた違ってたのかなぁって思います。
【でもなんやかんやで楽しかった】
ここまで不満点を言い過ぎているので誤解しているかもしれませんが、このゲームは決してクソゲーではありません。
イライラする場面も確かにありますが、なんやかんやで夢中になって遊んでいる自分に気が付いた瞬間がありました。
その瞬間はこんな感じです。
「敵強すぎやろ…。武器とアビリティの組み合わせで楽になるかなぁ?」
「ここは近接攻撃でゴリ押して、残りは遠隔攻撃でチマチマいこう…」
「あーイライラする!こうなったら武器を強化して再戦じゃ!」
そこで自分はふと思いました。
「あれ?俺結構楽しんでるんじゃね?」と…(笑)
本当のクソゲーであれば「次こそは!」という意欲すら湧きません。
完成されたゲームではないものの、それはそれで味があって独特な中毒性を生み出しています。
人を選ぶゲームではありますが、メトロイドヴァニアの名作として推したい作品です。
まとめ
【値段にしては長く遊べるゲーム】
というわけでまとめます。
・「プレイ時間は約30時間」
・「クリア後は少し物足りない」
・「不満はあれど普通に面白い」
こう書くとボリュームの少ないゲームに見えるのかもしれませんが、このゲームの値段を改めて考えてみて下さい。
フルプライスでこれだとさすがに自分も「うーん…。」ってな感じですが、値段から見ると長く遊べる部類だと思います。
ちなみにもう一度確認しておきますが、これはストーリークリア後すぐのプレイ時間なので少なくとも後10時間は遊べます。
え?それでも少ない?
まぁ最近のゲームはどれもボリューム満点なのでそう思う方も多いでしょう。
でもたまにはサクッと遊べるゲームも悪くはありませんよ。
コスパは間違いなくいいので気になる方は遊んでみて下さい。
というわけで、最後まで読んで頂きありがとうございましたぁー!